Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第967号:カツ丼

 親子丼は昔から良く作っていたのだが、カツ丼となるとほとんど作ったことがない。
 理由は簡単、自分でカツを揚げないからである。唐揚げならば数回やったことがあるけれども、やはり揚げ物はあとの油の処理が大変。しかもカツとなると小麦粉だのパン粉だのをそれぞれ別の器に入れて準備して置かねばならないから、容器もそれなりに数がいる。
 まぁ機会があれば一度はカツやフライを揚げてみたいものではあるけど、こういったものって出来合いで少量手に入れる方が安上がりだしねぇ。それに某社員食堂はハムフライをはじめとしてフライものが大好きだから、わざわざ家で食うこともないし。

 だが、カツ丼となると社食のメニューにはないので、丼屋に行かなければ自分で作るほかない。
 今日は豚カツを買ってきてカツ丼を作ることにした。親子茶漬の教訓から水を少な目にし、まずは玉葱をじっくり煮込む。ある程度水が減ったところでカツを入れてまた煮込み、上に三つ葉を乗せて火を止めてから玉子で閉じる。要は親子丼で最初から入れている鶏肉の代わりに途中でカツを入れるだけの違いである。
 でまぁ、今回は幸いにして「カツ茶漬け」にはならなかったものの、よく揚がっていたカツの衣は全部はがれ、玉子+衣と煮豚、玉葱の破片がよく混ぜ合わさった何とも見栄えの悪いものに。カツがでかいから良いだろうと思って玉葱を1個全部使ったのがまずかったか。

 そうか、玉葱1個が全部入ってしまうような鍋で作るからいかんのだ。
 そうそう、カツ丼は片平の北門食堂でやってたじゃないですか。ああいった底の浅い片手鍋を先日100円ショップで見かけたから、次はあんな鍋を使ってもっと本格的にやってみよう。

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