Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第45号:雪見

 紅葉を見に行くことを「紅葉狩り」と言うが、雪を見に行くことは「雪狩り」とは言わないらしい。ということで、無難に「雪見」と書いておくことにする。
 先週、東北地方にそこそこの積雪があった。仙台市内などはさっさと解けて無くなってしまうが、山形あたりはちょくちょく雪の予報が出ていて、それなりに雪が残っているだろうと判断。ここから先は、道路地図のある方はそれを参考にしながら読んで頂きたい。

 まず、仙台市内から国道48号をとりあえず西進。予想通り作並近辺から路肩に白いものが見え始める。そして山を見るとうっすらと雪化粧。関山トンネルを越えて山形県に入ると、一面が雪。道路は濡れているだけだが、まさに冬景色であった。
 しかし、雪が残っているのは峠付近だけで、天童市まで降りてしまうと普通の風景。市街地は仙台と同じようである。ただ、蔵王連峰だけはしっかりと冠雪している。
 天童から国道13号に入り、ひたすら南下。山形市を素通りして、上山で食事のため小休止。気温は1度から2度程度、寒い。上山から南陽を通り越して高畠、ここから国道113号に入って、七ヶ宿、白石を目指す。当然、県境は峠になる。二井宿峠は路面にも雪が残っていて、車の位置が中央からずれるとタイヤが雪を踏むのがわかる。
 七ヶ宿町に入って、「道の駅:七ヶ宿」で休憩。ここは七ヶ宿ダムのすぐそばにあって、ダムが一面に見渡せるようになっている。山の方を見ると、紅葉と雪山の両方が同時に見られると言う何ともおいしい風景であった。
 あとは、国道113号を東に進み、白石を通り越して角田へ。実は雪のついでに海まで見てやろう、と言う魂胆だったのだが、さすがに冬至まであと1ヶ月ともなれば日が落ちるのは早い。山元町の国道6号線に出たときにはかなり暗くなってしまったので、仕方なくあとは北進して仙台へ戻った。

 総行程約270km。ま、手頃なドライブだったと言えよう。「道の駅」については浜っ子OFFさんが特集しているので、そちらを参照されたし。七ヶ宿で見た看板では、宮城県内には七ヶ宿ただ1ヶ所だけだったようであるので、写真と共にきちんとレポートして置かねばなるまい。

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