第4251号:懐古品その2
- 2011/02/08 火 22:15
- 二条鉄路
さしずめ、平成の懐古品とでも言おうか。
引退記念運転から約3年。仙台とは一応一本の路線でつながっているとは言え、遠く離れた大宮で同型車が線路上にいる姿を見られたのは、感慨深い。
館内には外装だけ交直流急行色に塗り直されて中身が仙台ローカル仕様のまま、という車両もいるけれど、やはり私が慣れ親しんだのはこの緑帯。車内は弁当車仕様で各ボックスはおろか車端のロングシートの部分にまで簡易テーブルが設置されているが、それでも当時の面影はそのままである。そのレベル、駅弁よりもNEWDAYSでおにぎりとペットボトルのお茶を買ってきて食いたくなるくらい。
もし将来、収蔵物を時代に合わせて入れ替えよう、と言うことになった時、出来ればここには719系を原型のまま置いて欲しいね。
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