第3373号:解体実習
- 2008/09/13 土 21:10
- 美食探求
えー、ワタクシ、生まれてこの方、魚をおろしたことはありませんでした。
安いから、ってのもあったのですが、そんな私がちょっとした気の迷いから、サンマをおろしてみようか、などと思いついてしまったもので。
インターネットで情報が得られる時代、サンマのおろし方を解説したサイトはいくつもあって、それを流し読みしながら試してみた途中経過がこれ。
頭を取って、腹を割って内臓を取り出すところまではOK。但しここから先が問題。実は刺身包丁を持っていないのである。とりあえず普通の包丁で背骨から身を外してはみたものの、なんかボロボロなのが見て取れると思う。
この後、小骨を取って皮を剥ぐと刺身になるのだけど、小骨を取っているうちにどんどん身は小さくなり、皮を剥ごうと思ったら皮と一緒に薄くなった身が付いてきて・・・
結論を言うと、食卓に刺身が上ることはありませんでした。
あきらめた時点で、俎の上に乗ったサンマに上から醤油をかけて、その場でしゃぶりつきました。まぁ、これはこれで美味かったのですが。
やはり道具って大事ね。次は刺身包丁を買ってきてから挑戦しよう。実験台になってくれたサンマ君に感謝。ちなみに写真の端の方に載っている残り二尾は、ちゃんと塩焼きで消費しました。
Comments
今年も豊漁で高値が付かないそうです。おかげでこうした実験も出来るのですが、漁師には有り難くないですね。
まあ次がありますよってことで.