Benjamin's LOG

気分一新

第6474号:Super Slow

La PEKNIKOVA

 おフレンチは、せっかちな人間には向かない。

 店に入ったのが12時半前、出たのが15時半前。
 都合3時間、実にスローなフードである。その理由は、シェフが一人で一つ一つの料理を作り置きせずにその場で丁寧に作っているから。冷菜が多いオードブルもここでは出来たての温かみを感じられるものがあるし、ポワレは皮の焦げ目がパリパリのまま頂ける。
 純粋に料理を楽しむ目的だけだと少々手持ち無沙汰になりそう。メインディッシュは、実は久しぶりに合う友人との積もる話、になるのかもね。

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