第2651号:敵前譲歩
- 2006/09/22 金 19:18
- 日々徒然
ソニーのプレステ3が市場流通前に予価を下げた。
そもそも予価ってのは、販売台数を予測した上で経費をある程度回収することを見込んで付ける筈のものであり、それを下げてくるというのは販売台数が予定よりも大幅に少ないという新たな予測が出てきたからだろう。相当な赤字覚悟で流通量を優先させる戦略に切り替えたようだけど、果たして5万円という価格がどれだけ市場に受け入れられるものなのだろうか。
そもそもこういったハードウェアは、その魅力を存分に引き出せるソフトウェアがあって初めて存在価値が出てくるものであると思う。未だかつて新品でゲーム機を購入した事が無い私自身も、ソフトウェアの流通が未知数な時点でゲーム機に5万円を投じたいとは全く思わないですな。価格が1万6千円になったプレステ2には若干興味があるけれど、むしろそれよりもDSで脳トレをやってみたいという気持ちの方が上。大体、うちにはゲーム機が接続出来るようなテレビが無いおかげで、中古で買った初代プレステが埃をかぶっているくらいだし。
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