Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第92号

 今日は立秋。
 暦の上では秋、と毎年思っていて実はちっとも涼しくならないのが実状である。しかし、今年は何となく違う。もう秋である。というのは、夏休みが今日で終わりだから。あとは年末までひたすら働くだけ。
 心なしか、吹く風も涼しいように感じる。とはいえ、まだまだ湿気が多い。暫くはエアコンのお世話にならざるを得ないであろう。

 とりあえず日誌を復活してみた。
 日誌なんて30分もかからずに書けるのだから、毎日つけるに越したことはない。ただ、鉛筆とノートを使わないと段々と字が読めても書けない状態になりそうである。先日も車の名義変更で書類を書いていたが、確実に「字を書く力」は落ちているように思えた。昔は毎週のゼミ資料を全部手書きで書いていたからなんとか持っていたのかもしれぬ。
 今の若者、ワープロ世代に育った人は今後ますますその傾向が強くなるであろう。例え壁であれ道路であれ、炭であれ、何物も紙と鉛筆にはなりうるが、何物もワープロにはなり得ない。やはり字を書く力というのは持ち備えていなければいけないものだと思う。もっともこれは日本や中国だけなのかもしれない。英語はアルファベットさえ書ければよいのだから。

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