Benjamin's LOG

　行って来ました、山形蔵王。
　水曜日から金曜日まで、研究室のスキー旅行。とは言っても、スキー旅行なのは他の方々で、私は専ら「温泉旅行」。まぁスキーもオプションで多少はやったけど。
　もちろん、蔵王温泉は泉質も強力で、良い温泉には違いないのですが、それだけではツマラナイ、ということで、３日目は足を伸ばして赤湯温泉（南陽市）へ。湯温４４度は３日の中でも一番熱く、「おお、赤湯とは熱い湯の意味なのか」などと勝手に想像したのであった。

　山形は、各地に良い温泉が点在する「温泉天国」である。蔵王、赤湯の他にも、有名どころでは上山、銀山、温海等があり、細かいところまで数え上げたらきりがない。
　また、山形の名物と言えばもう一つ、漬物である。先日の河北新報に、「西の京都、東の山形」と言われるくらい漬物は豊富にある、というコラムが載っていた。温海の赤かぶ、尾花沢のおみ漬け、山形市内になると晩菊とかやたら漬けなど漬物屋のオリジナリティが高いものが多い。
　６年間宮城にいながら、私はどちらかというと山形の方が好きである。住んでいるところと観光で行くところでは見方も違うのかも知れないけれど、色々な意味で山形は「素朴」な土地柄である。同じ雪国に住むのなら中途半端に雪が降ったり降らなかったりする仙台よりも、ドカッと壁が出来るほど雪が降る山形に住んでみたい、などと考えているのであった。地元の方々にとっては大雪ほど迷惑な物はないんでしょうけど。