Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第54号:技官

 皆様、お久しぶりでやんす。
 一応カウンターが進んでいるみたいだし、毎日ちゃんとチェックに来て下さる方がいらっしゃるようなので、可能な限り日記を書き続けていきやす。

 さて、技官といっても色々な種類があると思うが、我々の間で技官といえば一般に「文部技官」の事を指す。私のいる研究室でも技官さんが1人所属している。とにかくモノ作りに関してはプロフェッショナル。まるで美術品のように美しくアンテナ等の金属加工などをやってのけてしまう。さすがである。
 で、なぜこういう話題を切り出したかというと、今に始まったことでは無いが、どういう訳か私は「技官」と呼ばれる機会が多い。一部では「グレーティング技官」とか「偽技官」(自分達で名付けておいて「偽」もないもんだが)などと呼んでいるらしい。別に私の工作がうまいとかいうのではなく、見た目が上下作業服のいわゆる「技官スタイル」だからなのであろう。自己紹介の職業欄に「くれぐれも見た目で判断してほしくない」と書いたのはその為である。
 前にも書いたが、技官という職業は何かに関してプロフェッショナルでなければならない職業であると思う。私の場合はあえて言うなら銅エッチングくらいであるが、毎回成功するとは限らず、アマチュアのレベルを脱するに至っていないと思う。見た目が老けているから「技官」と呼ばれるのはいささか心外ではあるが、人から認められるようなプロフェッショナルの仕事をやった上で「技官」と呼ばれるようになりたいものである。

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