第4095号:餃じゃ
- 2010/09/05 日 20:15
- 美食探求 > 邪々麺道
じゃじゃ味噌を造る時、栄養価の高い絞りかすが出ると以前書いたが、結局有用な利用法を見出せぬまま、デッドラインを超えてしまうこと数度。
今日も味噌を濾していて、胡麻粒の見える絞りかすを見ながら、はて、本当に利用価値はないものか、と思案していた。元になっている具材は、挽肉、ネギ、椎茸、ニンニク、ショウガ、・・・んん?
これ、味噌が入っていることを除けば、餃子の具そのものじゃね?
というわけで、実験開始!(写真4枚あります。携帯の方御注意。)
まず、原料。左が濾した後の味噌。右が絞りかす。
これを餃子の皮で包めばいいわけで、
こんな風になりますかねぇ。当たり前だが見た目は餃子そのもの。
途中で絞りかすが足りなくなったので、濾した味噌にもお出まし頂いた。
餃子の皮一袋分包んで完成。食わない分を冷凍して、食う分は夕食前まで冷蔵庫で保管。
焼くとこんな感じ。
皮から透けて見える中身が黒いですが・・・じゃじゃ色?
で、食うてみた。うん、じゃじゃですよ。
餃子の皮もうどんも原料は同じ。つまり麺に絡めて食うことを想定しているじゃじゃ味噌との相性が悪いはずが無い。数個はそのままで食って、あとで味ぽんをかけてみたが、そもそもじゃじゃ麺に酢を大量に入れて食う人もいるわけで、これもなかなか。
難点は、そもそも味噌の固まりなので若干しょっぱいこと。餃子よりもむしろワンタンの皮に包んで、かき玉スープに沈める方がしょっぱさも軽減されるかもしれぬ。ともあれ、絞りかすの有効利用法が出来ました。めでたしめでたし。
注:普通の餃子が平気な人でも、この餃子はじゃじゃ好きでないとキツいかもしれません。
Comments
実は、初めて餃子を包みました。
形が揃ってないのは御愛嬌、ってことで。
確かに、そのまま味噌を食うようなものだから、塩分過多ですね・・・
しかし塩分の摂りすぎは血圧に・・・