Benjamin's LOG

実りの秋、小太りの冬

第3896号:RIDE ON THE H"

 今から11年前のこと。
 当時、タダで配っていたDDIポケットのKY社製の機体が、私にとって最初の携帯型の電話であった。もちろん、タダだから当時の最新式ではなく、電話帳に漢字は使えないし、液晶はモノクロ、着信音は単音。それでも、430MHz帯のハンディ無線機と違って、相手が電話番号さえ持っていればどこにいても電話を掛けられる、という便利さを感じたものであった。
 その後、出たばかりのKE社製「H"(エッジ)」、T社製「feelH"」、P社製のAirH"対応機と渡り歩いて、FOMAに乗り換えたのが約6年前。その後も暫くデータ通信用端末として持っていたけれど、財布の負担を減らすべく、3年半前に手放した。この間、7年と4ヶ月。

 今日のWILLCOMが会社更生法を申請したというニュースを見て、一つの時代が終わったのかもしれないな、と感じた。果たして、今後どんな展開に持って行かれるのであろうか。あの分野では小が大を兼ねるのは非常に難しいと思われるのだけど、独自の展開で新たな一極を作られることを望む。

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