Benjamin's LOG

実りの秋、小太りの冬

第3788号:あぶら麩汁

あぶらふ汁

 インスタントながら、その出来の良さに感激したせんべい汁
 是非自分でも作ってみたいと思ったのだけど、せんべい汁に使う通称「おつゆせんべい」は近所では売っておらず、通販で取り寄せるくらいしか入手ルートが無さそう。普通に売っている菓子としての南部せんべいは、汁に漬けてもおつゆせんべいのようにもっちりとした食感は生まれない。

 だがしかし、宮城県には宮城県独特の小麦粉使用食材がある。それが油麩。
 仙台麩とも言われているが、作っているのは主に県北。最近あるテレビ番組で取り上げられたらしく、ちょっとした人気商品になっている。ということで、おつゆせんべいの代わりに油麩を入れて、「あぶら麩汁」なるものをこしらえてみた。
 もちろん、せんべいとは食感が違うけれど、油麩から良いダシ(油)が出ていて、これはこれでまずまず。野菜もたっぷり取れるのが良い。ちなみに、写真は鶏肉醤油味だけど、鯖塩味も既に試作済みである。もっとも、せんべい汁には決まったレシピが無いらしく、好きな具材を好きなように入れて楽しめば良いそうなので、鶏肉塩でも鯖醤油でも何でも可。但し、野菜は多めに。

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