Benjamin's LOG

　世の中、都議選の結果と次の衆院選の話題で持ち切り。
　こりゃ、ますます仙台市長選挙なんて誰も目をくれなくなりそうですな。

　ああします、こうします、と言いつつ、ほとんどの公約が守られないまま消えて行くという状況に慣れてしまった日本人は、もはや政策で人を選ぶというより、所属政党や性別、年齢、ひいてはその日の気分で候補者を選ぶという選挙になってしまった感が否めない。
　今回の仙台市長選はその「重要な」ファクターのうち、政党の色が非常に薄い。世の中の構図が自公対民主という対決の流れに乗っているとき、無所属やその他の政党ってのはかえって興味を引きにくい位置にあるように思える。
　先の都議選、民主が第1党になって自民が惨敗という部分だけが取り上げられがちだけど、共産党を始めとする「それ以外」のグループが皆議席を減らしていることにも注目すべきであろう。さて、市長選の投票率、果たして前回比でどれくらいになるだろうか。