Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第2982号:静岡民鉄事情

 静岡県内にはいくつか民鉄があるけれど、今まで乗ったことはほとんど無い。
 ということで、弁天島に夕陽が沈む前までの時間調整も兼ねて、静岡鉄道、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道の3線に乗車してみた。動く鉄道博物館の大井川鐵道にもかなり心を動かされたけど、丁度良い時間帯のものがなかったので、今回はパス。
 さて、静鉄と遠鉄は純然たる民鉄なのだが、色々と共通点が多い。2両編成の電車が走る、走行区間は政令指定都市の市内のみ(但し平成の大合併以前は異なる都市間を結ぶという点も同じ)、日中の運転間隔が固定(静鉄は6分、遠鉄は12分)、等々。どちらも運転間隔が短い割には結構人が乗っていて、市民の足として根付いているという印象が強かった。

 一方、国鉄を転換した三セクの天浜線には掛川から西鹿島まで乗車したが、1時間1本程度の運転ながらそこそこ乗客がいて、途中の駅で少しずつ降りていった。ディーゼルカー1両、全線単線という典型的なローカル線で、それほど経営が安泰というわけでもなさそうだけど、それなりの需要があるならば当面は大丈夫そう。文章を書いているうちに、くりでんが廃止になるのも無理はないと思えてきた。そもそも、日曜の昼間に始発駅から乗ったのが3人しかいないというくらいの状況だったからねぇ。

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