Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第2323号:総評その2

 昨日は「そもそも互角の戦いが出来たのか?」と言うテーマで書いてみた。
 しかし、リーグが違うとはいえプロ野球チームであることには変わりない。力の差があったとしても3戦連続で大差を付けられるほどの差では無かろうと思うのだが、それには力の差以外の要因が関わってくると思われる。すなわち精神面のお話。
 両チームを見ていて感じるのは、野球を楽しみながら貪欲に勝ちを取っていくロッテと、いつも通りの戦いが出来ないことに焦りを感じながら何も出来なかった阪神という構図がはっきり見えること。これは選手よりはむしろ監督の問題では無かろうか。よく言われている3戦目の投手交代の不思議であるが、どうもあの投手交代には何が何でも勝つという意志が感じられなかったのも事実。あれでは選手はますます硬くなるだけ。
 監督就任2年目の岡田監督では、豊富な経験を持つボビーには歯が立たないと言うことが如実に表れてしまったシリーズに思える。初戦からの岡田監督のコメントを見ているとどうも今ひとつ覇気が感じられなかったのだが、これはやはり待ちぼうけのしすぎでくたびれてしまったからなのだろうか?

Comments

Comment Form

Trackbacks