Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第2322号:総評その1

 ま、もう何を書いても負けることはないので、ここらで今年のロッテをまとめときましょうか。

 勢いの差とか、日程が空いたからだとか、村上ファンドがどうとか、連日色々な記事を目にするけれど、私が持っている素直な感想は「今年の阪神ってロッテと互角に戦えるほど強かったか?」である。
 自分の贔屓だからと言うことを抜きにしても今年のロッテは強かったと思う。11連勝はしているし、10勝投手が6人も出ているし、26点取っても完封できるピッチャーもいるわけだし。ただ、これだけ強くなれたのは絶対的な強さを誇るソフトバンクと常に張り合っていたからではないだろうか。実際、交流戦が終わったあとで首位を奪われてからは一度も首位に返り咲くことは出来なかったが、かといって大きく離されることもなかったと言う点から見ても、両チームが切磋琢磨をしてお互いに強めあった結果がシーズンの1位と2位を決めたと言えるのであろう。ただ、これには絶対的な弱さを誇る某地元球団の存在も大きいのであるが。
 一方、セ・リーグは一見阪神と中日が2強に見えるけど、両者のゲーム差は10。つまり残り5チームがお互いに食い合って自滅していく中で取りこぼしが少なかったのが阪神だったという結果に見える。ロッテが打率と防御率両方ともリーグ1位なのに対し、阪神は防御率は1位だが打率は3位。上位3チームは僅差だけど、順位だけを見れば打てなくても勝てていたという結果が見えてくる。要は、先発が6回まで少ない点差に抑えておくパターン以外では勝機が見えてこない戦いが多かったのではないか、と。

 書いているうちに長くなったので、続きはまた今度。特別書きたいネタがない限りしばらく続けることにしよう。

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