Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第1780号:ニセモノ

 前に「胡麻の香りが非常に強烈な担担麺」をレポートしたが、素人が真似できないと書いたあの味を何とか真似できないかという挑戦をしてみた。
 と言っても買ってきたのは練り胡麻だけ。要はスープを作るときに練り胡麻をたっぷり混ぜてやれば雰囲気は出るだろう、と言う単純な魂胆である。いつものように麺を茹で、いつものように添付のスープを丼に空け、いつもと違う練り胡麻を上から垂らしてお湯を注ぎ、良くかき混ぜたところに茹で上がった麺を入れる。具材はおきまりのネギチャーシュー。
 やはりこの試みはうまく行かなかった。何というか、確かに胡麻の香りと味はするのだけど何かが足りない。まぁ食えんわけではないからと1杯目を開け、練り胡麻の量を増やしてもう1杯作ってみる。ネギチャーシューは使い切ったので今度の具材はキムチ。
 そう、これがポイントだったのです。やはり胡麻の香りは辛い具材が相手でないと引き立たないのでした。白みがかったスープが赤くなるまでキムチを加えると何となく泰興楼の雰囲気が出てきた。所詮はニセモノなんだけどね。

 こんないい加減な真似事をしてるとらーめん日記書いてる人に怒られそうだな・・・

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