Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第1764号:追っかけ

 桜前線を追って北上してみることにした。
 今が見所の名所はないものか、と探してみたら、昔わりと良く出掛けた鹽竈(しおがま)神社と、大崎地方の松山町にある「羽黒山公園」がヒット。それを頭に入れつつまずは久しぶりに鹽竈へ行ってみることにする。天然記念物らしい「鹽竈桜」はまだ咲いていなかったものの、やはり仙台と大して気候は違わないらしく、普通の桜はほとんど盛りを過ぎていた。それでも境内は花見客で一杯。
 一通り見た後、やはりもっと北へ行かないと駄目か、と言うことで次は羽黒山公園へ。ここは大抵車で行くところらしく、東北本線の駅に看板はあるものの交通手段は皆無。歩くこと約30分、最後にきつい坂を登るとそこは神社の境内で、町を見下ろす高台一面が桜で覆われているというものであった。但し、肝心の桜はやはり葉桜になりかけ。今日は日射しは暖かく風が冷たいというこの辺の春の気候そのものだったが、もはや桜前線ははるか北へ行ってしまったらしい。
 それでも、まぁなんというか、花見らしい花見をしたってことになりますかな。

 ところで、私は桜を追ってこの2箇所へ行ったのだが、桜以外に重要な共通点があることに後で気づいた。
 鹽竈と言えば浦霞、そして松山町と言えば一ノ蔵。そう、宮城の二大銘酒の里だったわけですね。実は羽黒山公園には直接行かず、先に麓にある「酒ミュージアム」なるところを見学していたりして・・・

Comments

Comment Form

Trackbacks