Benjamin's LOG

　昨日「箱根駅伝」の文字を出したのでそのネタで一つ。
　終わってみれば駒大の独走による３連覇だったのでトップ争いなんてものはなく、かつシード権の境界が４分以上開いていたのでシード権争いもない、というレース上重要なポイントにおける盛り上がりは今ひとつだったような今回の大会だったけど、それ以外に注目すると往路にしても復路にしてもゴール前での順位争いというのが面白かったと言えるのではないだろうか。昨日も今日もゴール前はラジオで聴いていたのだが、まるで相撲中継でも聞いているかのようなアナウンサーの絶叫ぶり。特に今日の４位争いは面白かった。
　去年の流行歌に「No.1にならなくてもいい」なんて歌詞があったけれど、やはり人間は競争に勝ったときの喜びを知っている生き物である以上、常にNo.1になろうとする努力を惜しむべきではないのだろう。戦争となると話は別だけど、少なくともスポーツの世界では勝っても負けても全力を尽くして戦うことに意義を見出せると思うから。