Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第14号:サンマ

 言わずと知れた秋の味覚。今日は通研がある片平地区で「生協祭り」なるものが開催されて、出店でサンマの塩焼きを出していた。その場で炭火焼き、1匹150円也。価格は普段生協食堂で出されている物と同じである。しかし、なんと言っても焼きたてというのがいつもと違う。大根おろしに醤油をかけて、脂ののったあつあつのサンマを野外で頬張ると、これぞ「秋の味覚」と感じさせられる。

 宮城県の北端、気仙沼にはサンマの水揚げで日本有数の港がある。
 他県にも出荷されるのであるが、当然ながら県内に出荷される物の鮮度が最も良い。そのため、東京などでは滅多にお目にかかれない「サンマの刺身」や「サンマ寿司」がごく当たり前に店に出てくるのである。私が自炊をしていた頃は、既におろしてあるサンマの刺身を買ってきて良く食した物だった。
 去年はあまり出来が良くなく、小振りのものが多かった。今年はまあまあなのであろうか。そろそろ店頭価格も1匹100円を切って、本格的なサンマのシーズンに入ることになる。落語では「サンマはやはり目黒に限る」であるが、サンマこそ三陸海岸が誇る随一の海産物ではないだろうか。
 なんて書いておきながら、数ヶ月後には「牡蠣が最高」等と言いそうだ。我ながら困ったものだ・・・

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