Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第10号:仙台七郷温泉

 「出没場所」のところに名前を書いたが、サンピア仙台というのが厚生年金の宿泊施設の名称で、私がよく行っているのはその中にある「仙台七郷温泉」という温泉である。
 場所は仙台市若林区蒲町。国道4号線仙台バイパスの蒲町交差点を海側(深沼海岸方面)へ曲がり、2つ目の信号を左折、暫く走ると右側に見えてくる。(わからない人御免なさい)
 仙台市内の情報誌「せんだいタウン情報」から見つけだした温泉なのだが、入浴料は700円と少々高いものの、露天風呂、サウナ、ジャグジーまで完備しており、しかも天然温泉であるからそれなりの価値はある。

 温泉と言っても古くからあったわけではなく、きっかけは前述の「サンピア仙台」にある。
 浴場内の説明書きによると、平成5年、サンピア仙台の建設の際に地下730メートルから掘り出した温泉とのこと。泉質は低張食塩泉、簡単に言えば塩水で、現に風呂上がりに指を舐めるとしょっぱい。おそらく海が近いせいなのであろう。
 基本的には宿泊客のための浴場なのか、と思ったら意外にそうでもなく、休日の夕方などは外部から風呂に入りに来る客でいっぱいである。七郷という地名はどちらかと言えばもっと海側の農村地帯を指すが、バイパスの西側は昔からの住宅地。近所の集合住宅から家族連れで来るというパターンが多いのだろう。
 残念なのは、そうやって常連となる客が結構いるにも関わらず、回数券などのサービスが無いこと。私も既に月1回は行くという常連の域に達しているが、せめてバスの回数券などと同じように10回行ったら1回サービス、くらいのことはして欲しいものだ。そうすれば私以上にもっと近所の人が利用しやすくなると思うのだが。

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