第9447号:高級感
- 2025/05/01 木 22:46
- 美食探求
色々なものが値上げになる世の中をくぐり抜けて、所謂「高級ファミレス」と言われそうな部類に入るロイヤルホストが生き残れているのは、ある意味奇跡的に思える。
その理由を垣間見ることが出来たのが昼の出来事。メニューに載っているサラダがどれも大皿で、少しだけ付け合わせ的に食いたい欲を満たせないものばかり。ドリンクとセットになっているサラダがちょうど良いサイズ感に見えたのだけど、単品の表示なし。普通ならここで諦めるところだけど、ダメ元で聞いてみたら「ありますよ」だと。
店員が自分で「裏メニュー」と言っていたくらいなので、同じようなリクエストが過去にもあったものと思われるが、そういうのってタブレット注文でロボット配膳のファミレスでは絶対あり得ないだろう。ここに、失われかけた「接客」の本質を見た気がした。さすが「ホスト」を名前につけるだけのことはあるということか。
Comments