第6509号:元祖
- 2017/04/15 土 22:50
- 美食探求 > 華麗伽哩
「元祖」を堂々と名乗れるということは、それだけ自信があるということの裏返し。
昭和23年、当時読売巨人軍の千葉茂氏が「別々に食うのは面倒だ」ということで、とんかつをカレーの上に載せたものを注文したのが始まり、とのこと。店の名は「グリルスイス」。以来約70年、元祖を名乗って提供し続けているのだそうで。
深みのあるカレーに、某社食のように噛み切れないような肉ではない、薄くても柔らかくて揚げたてのとんかつ。付け合わせのサラダやスープ、更にはデザートに出てきたプチソフトまで合わせて、全てに丁寧な作り、という感じを受けた。これぞ、老舗の味、なんだろう。
写真は、あえて看板のみにします。現物は店へ行ってお確かめ下さい。
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