Benjamin's LOG

　3年半前の婚礼以来、一度も足を運んでいなかった鎌倉華正樓。
　正しくは、門前の売店で月餅を何度か買っているけれど、食事のために入ることはなかった、と言うべきであろう。そもそも手提げ袋に「高級」中国料理と書かれている以上、気軽に普段使い出来るような場所では無いのだ。

　とは言え、色々とお世話になった方々が居られるのも事実。
　永遠、と言うことが無い以上、定期的にお邪魔して感謝の意を示したいというのも本音である。というわけで、あることをきっかけに思い切って行ってみた。
　折しも階下では披露宴が挙行中。時折聞こえるマイクの音声に3年半前を思い出しつつ、当時と変わらぬ料理の個性に舌鼓を打ちつつ、やはりここが今の生活の原点、なのかもしれないなぁと感じた。年に一度くらいは来たいものだ、と改めて思った。

　え？料理の写真？そんな軽々しく載せられるもんじゃないです。
　見ちゃったら楽しみが半減するでしょ？