第5436号:梨の礫
- 2014/05/08 木 20:04
- 日々徒然
「何を言っても無駄。結論ありき。」
某細胞学者の代理人がこんな言葉で不服を述べていたようだが、結論ありきになるのは当然と思う。
何故なら、この度の論文の内容がどうとか以前に、研究者のステータスである博士の学位を他人の論文の盗用で得た疑惑まで持たれている者の言うことなど、聞くに及ばないからである。
おそらく、某研究機関の研究職の採用条件には、博士の学位を有すること、と言うのが示されている筈で、言うなれば現在の状態は偽の教員免許で教師をやっているようなもの。もっとも、それはあくまで盗用で取得したと言う内容まで考えた場合の話。現にきちんと大学から発行された学位記があるだろうし、いわゆる刑法上の詐欺罪を適用する状態ではない。しかし、法律とは別の研究者倫理に当てはめれば、そこに研究者として所属して給料を貰っていること自体が詐欺行為と言えてしまうだろう。
件の方もある意味被害者だろうけどね。
前にも書いたが、細胞研究で人の役に立ちたいと心から思うなら、ちゃんとした教育をしてくれる学術機関でもう一度学び直した方が良いと思う。人の目を引くプレゼン能力はあるようだし。
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