Benjamin's LOG

気分一新

第4526号:ヴァンサンカン

一技従免

 本当は某日本食研風味の焼肉でもやりたい所なんだがね。

 昭和61年11月10日に開局したアマチュア無線局JF1SXL、本日を以て満25年。
 携帯電話はおろかインターネットすらメジャーで無い時代、アマチュア無線は一般人が世界中の人と日常的に交流できるほぼ唯一の存在だったし、正にキングオブホビーだった。80年代から90年代まではコールサインが足りなくなるくらいの賑わいぶりだったのが、90年代後半頃からインターネットと携帯電話のダブルパンチを喰らって、あっという間に「何それ?」な趣味へと転落。21世紀に入ると「まだあったんだ」と化石のような扱いさえ受ける始末。
 かく言う私も、免許は辛うじて維持しているものの、電波を出すのは年に数度。趣味としてやっている、と言えるレベルでは無いような気がする。技術の進歩によって無線機は高機能化しつつも比較的低価格になったが、アンテナを上げられる場所はなかなか無い。

 なんてことを家に帰ってから書こうと思っていたら、仕事中に「サイパンで無線やらんかい?」なんて電話が掛かってきた。設備に金を掛けるよりも場所に金を掛けるようになりつつあるということなのかもしれぬ。しかし、それ以上に暇がない。金と暇のある人がやる趣味、今やホビーオブキングが正しい表現方法なのではないだろうか。

※写真は、厳密にはアマチュア無線とほとんど関係ありません。

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