第3319号:花輪線
- 2008/07/21 月 21:27
- 紀行記録

秋田犬のハチ公が見つめているものを1枚。
大館市民の帰りを毎日同じ場所で待っております。
盛岡から3時間、八幡平の麓を抜けてやってきたのが秋田県のほぼ北端、大館。
パワフルな100系気動車でも、安比高原を登る辺りではスピードが落ちて、かなり苦しそうな走りになるのが印象的であった。途中、列車交換が2回、進行方向変更が1回。どちらもそれほど停車時間が長いわけではないのに表定速度が40km/h台前半というのは、典型的な山岳路線であるということの現れか。
あとで地図を良く見てみると、松尾八幡平から十和田南まではほとんど東北道と並走しているんですね。
東北道がなぜ国道4号をトレースせずに山の中へ入っていくルートを採ったのかはわからないが、結果から考えるとこのルートはそれなりに移動の需要があったということなのだろうか。確かに花輪線は全線を走破する普通列車7往復のうち快速が1往復だけで、あとは各駅停車。秋田新幹線のルートとなった田沢湖線に全線を直通する普通列車がほとんど無いのとは対照的ですな。
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