Benjamin's LOG

気分一新

第2788号:東西線

 その名の通り東西を結ぶ線の事だから、全国至る所に存在する線である。
 鉄道の世界で「東西線」と言うと、関東ならば東京メトロ東西線を、関西だとJR東西線を指す事が多いと思われるが、他に札幌、京都、神戸にも東西線が存在する。いずれも政令指定都市にあるのが特徴だろうか。
 そして、仙台でも市営地下鉄東西線が昨日着工。色々と批判も多い中、それを半ば押し切るような形で事業を進めている感は否めないけれど、おそらく出来てしまえば南北線よりも初期の利用者は多いのではないかと私は予想している。
 昔、扇坂や青葉山1号道路を自転車で上った身としては、やはり悪天候の時にバス以外の交通手段があった方が有り難いし、八木山を上るバスの量が少なくなるだけでも周辺の交通事情は大きく改善されそうな気もする。ただ、順調に工事が進んだとして開業予定は8年後。そのとき果たして仙台にいるかどうかはまだわかりませんがね。

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仙台 東西線 実は4万人。
wikipediaより 証拠写真あり
 平成14年度から行われた第4回仙台都市圏パーソントリップ調査(仙台都市圏20市町村:主体:宮城県・仙台市・国交省:国庫補助事業)において調査により作成された交通モデルに基づき将来トリップ数(人が移動する回数)が予測がされた。現況では仙台都市圏全体の鉄道トリップが30万9千人トリップ/日。2025年の予測は35万7千人トリップ/日〜49万7千人トリップ/日に増加するという4通りの予測が行われた。そのうち3つの予測はバス事業者や鉄道事業者への多額の補助金や高速道路の料金引き下げ、居住する地域の制限、採算性を考慮しないなど現実的に実現が非常に難しい前提が多く設定されている。現実的な政策・施策を続けた場合には35万7千人トリップ/日の予測とされ、結果として現況より5万8千人トリップ/日しか増えない。今後、新たにできる鉄道路線は平成19年3月開業の空港線と東西線として予測されており、トリップが直接将来の需要にならない(乗換えがあるため実際の各個別路線の需要の総計はトリップの総計より増える)が仙台都市圏の乗換駅が仙台・北仙台・長町・名取に限られ乗換えが少ない現状などを考えた場合、東西線の開業初年度の需要予測の11万9千人/日、開業10年後14万6千人/日という需要は到底ありえず、開業時の需要は4万人/日程度にとどまるのではないかという意見が出ている。
2007/02/06 22:54

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