Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第997号:ひきわり納豆

 納豆好きなあなた、小粒派ですか?それともひきわり派ですか?
 私の周りにいる納豆好きに聞いてみると、「ひきわり」と答える人はまずいない。中には「ひきわりなんて邪道だ!」という人もいた。
 私はもちろん両方とも好きなのだが、あえてどちらかと言われればひきわり派である。小粒はどちらかと言えば豆を食べるイメージがあるが、ひきわりは豆と粘り気と醤油とカラシが良く混ざり合った「粘った物体」を食べるイメージがあって、この「粘った物体」が好きか嫌いかで小粒派かひきわり派かが決まるような気がする。
 あと、ひきわりにはもう一つ利点があって、手間がかかっているせいか小粒より若干単価が高い。この「若干」がミソである。つまり、同じ値段で3個パックの小粒が買えるところをひきわりは2個パックしか買えないのが一般的らしい。なぜこれが利点かというと、普通の家庭ならば3人いれば3個パックでも1日で消費してしまえるのが、一人暮らしだとよほど大量に食おうと思わない限り消費に最低3日かかる。よって、3個目を食うときは大体賞味期限ぎりぎりになって、鮮度が落ちる。2個パックならば2日に分けてもそれほど鮮度が落ちない、ということである。ならば2個パックの小粒を買えば良いではないか、と思うかも知れないが、大体3個パックを大量に並べてあるスーパーで売っている2個パックの小粒は、ひきわりよりもさらに単価が高い。
 と言うわけで、「粘った物体」の食感が好きでかつ一人暮らしの私にとっては、ひきわり納豆は小粒納豆に比べてよりベターな選択、と言うことになるのだ。って別に大したことじゃないけどね。

 この文章、納豆嫌いな人が読んだら全身がかゆくなりそうだな・・・(ならねぇって)

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