Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第979号:いかやき

 会社からの帰り道、鶴巻温泉の駅を降りていつもの道を歩いていると交差点の角に出店が出ていた。
 見ると「いかやき」と書いてある。確かにイカを焼いているような香ばしい臭いが辺りにしていたが、別に今日は近所の神社の祭りでも何でもない。でも店構えは祭りで境内に並んでいるあのテントである。
 祭りじゃなくて何かがあるのかと思いきや、出店はその1店だけ。交差点の角に軽トラを乗り上げ、発電器を焚いてぽつんと営業をしているのだ。確かに寒い夜にイカ焼きを頬張りながら帰ると暖まる、かどうかはわからないけど、普通はああいった屋台っておでんとかラーメンじゃないですか?

 どこから見ても異質なので、これが鶴巻温泉の文化なのだろうかとしばし考えてしまった。
 最近は秋葉原でもあちこちに「ドネルサンド」の屋台が出没しているくらいだから、同じ屋台が秋葉原にあったとしたら何の違和感もないかも知れない。しかし、駅北口の温泉街とは違い、南口はれっきとした住宅街。果たして商売になるんだろうか。

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