Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第712号

 普通、「トマトソース」と言って頭に思い浮かぶのは、トマトピューレのようにトマトをすりつぶしてから少々調味料を加えて良く煮込んだソースのことだろう。しかし、今日の寮食に出てきた「魚のムニエル トマトソースかけ」は、ムニエルの魚が銀ダラだったのはまだしも、「トマトソース」と銘打っているものが実はただのあんかけのあんにトマトの切り身をちりばめただけという 代物であった。
 前にも書いたことがあるような気がするけど、名前って大事なんですよ。「魚のムニエル トマトソースかけ」と言う料理は、舌平目とまでは行かなくてもせめて鮭のムニエルに、デミグラスソースのちょっとトマト成分が多めで酸味が強めのものがかかっているいかにも高級そうなものが想像できるのだが、今日出てきたものは全然イメージとは違っていた。そう、名前を付けるならば「あんかけ洋風焼き魚 トマトの切れっ端入り」ってなところだろうか。
 今、名前を考えながら気づいたのだが、「ムニエル」に準ずる和食って何という名前があるのだろうか?

 しかし、あんかけのあんにトマトの切れっ端を入れただけでも「トマトソース」って言うんですかねぇ、トマトキッチンスタジオの先生。

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