Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第68号:人々散々

 世の中は「雛祭り」とか「耳の日」などと曰うているが、今年は平成11年3月3日で、「人々散々」じゃないでしょうか。但し、そのまま読めば「ひとびとさんざん」であるが、あえて「さんざん」とは読まずに「ちりぢり」と読んで頂きたい。そこの方、「送り仮名がないよ」などと言わず、勘弁して下さい・・・

 で、何が言いたいか。
 私の所属している研究室は、教授が停年退官になるので今月末で解散となる。つまり、新年度からは誰一人として同じ場所で一緒に仕事をすることが無くなるのだ。就職組は企業へ、進学組は別の研究室へ、職員は又別の職場へ、それぞれ移動することになる。
 中学や高校など、同じ学年の人間と生活している分には卒業して散り散りになるのはごく当たり前であるが、年代が違う人間が集まっている場がこうしてバラバラになるのはあまり無いケースであろう。もっとも、不況の世の中、会社が倒産して社員が散り散りになるのは最近では稀ではないみたいだが・・・

 明日は我が身、なんてことにならないことを祈る。

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