第449号
- 2000/08/18 金 00:00
- 美食探求
一週間お送りしてきた新食堂レポートも今日が最終回。
これまでの4日間はすべて「軽食堂」でとれるメニューだったが、やはりここはきちんと「大食堂」をレポートせねばなるまい。つまり、今日は昼定食である。
私は昼定食も滅多なことでは取らない。御飯の盛り方はまあ良いとして、サブディッシュが美味くないのである。仮食堂だったということもあるのだが、その場でよそうメインディッシュとは違い、長く並べられたまま放置されているちょっとした揚げ物なんて食えたもんじゃなかったのだ。
で、肝心の中身は、メニュー構成は以前と変わらないものの、やはり器を一新してきている。そして、一番大きく変わったのは、今まで冷めたままだったサブディッシュが暖かくなったことだ。これならば一口メンチカツだってそれほど不味くはない。メインディッシュもおそらく以前からあったメニューとはいえ、器を変えたおかげで少々高級感が増したように見えているのは気のせいだろうか。
さて、この一週間新食堂のあらゆるメニューを食してきたが、結論。味は変わってません。
但し、随所に少しでも良くしようという努力が見られるのは感心なことである。特に器を全部入れ替えたのは結構なことだ。ただ、これまでの器が大学生協並で、会社の食堂のものにしては貧弱すぎたというのは確かなのであるが。
そば派の私にしてみれば、ざるそばが蕎麦屋で出されるものらしく見えるようになっただけで満足である。
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