第4019号:縄文浪漫
- 2010/06/21 月 20:22
- 秋田鹿角
工場から国道103号線を少し北進すると、十和田湖観光拠点の一つ、大湯温泉がある。
温泉に行く前に、ちょっとだけ寄り道をしてみたのがここ。大湯環状列石という縄文時代の遺跡である。北海道や北東北で多く見られる環状列石の中でも最大のものだとか。ちなみに、用途は共同墓地だったらしい。
遺跡のそばにはストーンサークル館なる建物があり、発掘された土器などを展示している。確かに縄文(縄紋)だ。しかもなかなか凝っている。冬になれば一面雪に埋もれるようなここ鹿角に、数千年前から人間が頭を使って住んでいたと考えるだけで、人類の歴史って長いんだなぁと改めて感じたのであった。
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