第3961号:栄枯盛衰
- 2010/04/24 土 22:35
- 日々徒然
寒いとは言っても、東北に比べれば東京は暖かい。
かつて花輪線で通過しただけの秋田県鹿角市に約2日半滞在。
平成の大合併以前から市になっていたのだが、人の数は少ない。つい20年ほど前まで鉱山で栄えていた名残が市という行政区分に残っている、そんな田舎街。
平地に雪はほとんど残って居らず、一部に積み上げられた雪が黒い塊になっていただけ。しかし、遠くの山はほぼ真っ白。例年なら咲いているであろう桜も今年はちっとも開花の様子を見せないのだとか。
とは言え、暦の上では4月末。田植えの準備を始める時である。5cm強まで伸びた苗は、ビニールハウスの中で植えられる時を待っているのであった。そのビニールハウスも、稼働しているのは3基あるうちの1基だけ。残り2基は、休業中。
春は、まだ少しだけ遠そうであった。
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