Benjamin's LOG

実りの秋、小太りの冬

第3901号:106急行

 「ひゃくろくきゅうこう」と読む。
 宮古の方々にとっては県都盛岡への大切なライフライン。国道106号をひた走る都市間バスである。急行の他に特急とスーパー特急があるが、所要時間はあまり大きく変わらず、一番速いスーパー特急でも2時間。急行は2時間10〜15分。とは言え、ほぼ1時間に1.5本のペースで1日23往復、料金は駅間で1,970円。ほとんどの区間で並行して走っている山田線に比べれば、遥かに便利なことは言うまでもない。

 雪のピークは過ぎたのかもしれないが、区界高原辺りでは雪の壁なんかがあるのではないかと想像していたので、ノーチェーンで時刻表通りに着いた時にはいささか拍子抜けした。
 裏を返せば、それだけ定時運行できるように道路がきちんと整備されているという証拠。途中でルートの付け替え工事も進んでいたようなので、完成すればおそらく両都市間で2時間を切る事になるのであろう。ますます山田線の存在が危うくなりそうだ。

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