Benjamin's LOG

※タイトルに特に意味はありません。

　久々に魚を焼こう、と思って物色していたら、メロカマのみりん漬けを見つけた。
　このメロという魚、食品偽装ブームの時に「銀むつ」という表記を改めよ、ということで話題になったのは記憶に新しいところ。その頃は確か「銀むつ(メロ)」という表記に直されていたはずなのだが、いつの間にか「メロ(銀むつ)」になっていた。もはやメロという名前で完全に市民権を得たと言うことか。

　実は、この魚、あまり食したという覚えがない。
　肉より魚が中心だった実家の食卓にも上がったことがなかったような。その疑問は食してみてはっきりした。うーむ、こりゃ確かにメロであって銀むつではないわ。
　要は、みりん漬けという加工法を以てしても、魚自体から和テイストが感じられないのだ。これならば魚中心以上に和食中心だった実家の食卓に上ることはまずないだろう。外来魚であろうと無かろうと、この魚にはカタカナの名前の方が遙かにふさわしい。
　となると、銀じゃない「むつ」ってのはどんな魚なのか、気になるところですねぇ。