第3570号:太白山
- 2009/03/29 日 19:32
- 仙台宮城
(その他の写真はこちらへどうぞ)
我ながら、何故こんな写真がアップロードできるのだろうか・・・
というのは、もともと山登りをするつもりは毛頭無かったからである。
日頃の通勤路である県道仙台村田線から分岐する「林道佐保山線」が、茂庭交差点付近の渋滞を回避するためのショートカットとして使われることもある、という記事を見つけて、果たしてどんな道なのか、まずは車でなく歩いて抜けてみよう、というのがそもそものきっかけ。
西花苑一丁目から茂庭台行きのバスに乗り、梨野で降りて県道から林道に入る。舗装路はすぐに車一台分の砂利道になって、至る所に「熊出没注意」の看板が並び始め、襲われると半日は見つからないだろうなぁ、という森の中をひたすら歩くと、そこそこ人とすれ違うようになってきた。と思ったらあっという間に太白山登山道の入口まで来てしまったようで、道幅は相変わらず車一台分ながら舗装路になった。この間、約15分。
もう少しアップダウンがきつくて抜けるのに時間がかかるかと思っていたので、あまりのあっけなさに拍子抜けしてしまった。目の前には生出森八幡神社の鳥居。一旦は通り過ぎたものの、折角来たのだから、と参道を登り始めたのが間違いの始まり。
中腹の八幡神社までは山寺レベル。息を切らしつつたどり着いたけれど、ここで引き返すのはやはり勿体ない、ということで山頂を目指したら、まともな道なんてありゃしない。かろうじて手すり代わりの鎖が張られているから登山道であることはわかるものの、半分以上岩登りですよこれは。
それでも登山者がそこそこいて、上の方から降りてくる人々をやり過ごしつつ、やっとの思いで山頂へ。もっと見晴らしが良いかと思っていたが、視界が木々の枝に阻まれていて、その隙間から下界を見下ろすような感じであった。落葉の時期でこれだから、夏場なんてほとんど何も見えなさそう。
てなわけで、太白区の名称由来、太白山に登頂完了。
自分の足で登山なんて、日和山を除けば高1の時の三つ峠以来、約20年ぶりかもしれぬ。
ちなみに、肝心の佐保山林道は、ここを走るときの気の使い方を考えたら、素直に渋滞につっこむ方が余程楽ということがわかりました。まぁ、拡幅されて市道にでもならない限り、車で乗り入れることはないでしょうね。
Comments
家に、その時撮った写真がまだありました。