Benjamin's LOG

　面白山で芋煮をやっている集団から電話がかかってきた。「仙山トンネルって全長何ｍ？」
　良い機会だから忘れないように書き記しておこう。仙山線で宮城・山形間を結ぶ仙山トンネルは、昭和12年に貫通。標高440mに位置し、全長は5,361m。開通時は日本で3番目に長い鉄道トンネルだったため、戦前の蒸気機関車全盛時でありながら最初から直流電化されていたという。その後、昭和30年に仙山線の宮城県側一部で交流電化の試験が始まった後、昭和43年にトンネル部を含む全線が交流電化に変更されて今に至る、と。（参考：Wikipedia）
　トンネル内の高低差は不明だが、先のWikipediaの記事によればトンネル直前まで高度を稼いでいる旨の記述があるので、おそらくトンネル内はほぼ平坦であろう。

　昭和12年は1937年、つまり昨年は開通70周年だったということか。
　古い上に5km以上の長いトンネルでしかもほぼ単線だし、ここに閉じこめられたら助かる術は少ないだろうなぁといつも通過の度に思うのだけど、今は非常脱出口がちゃんと整備されているのだろうか。