第3215号:昭和の香り
- 2008/04/08 火 19:13
- 紀行記録
あと2日に迫った春の18きっぷ使用期限。
あれ?5回目はどうしたの?と思っておられる読者の方(なんてほとんどいないでしょうが)、先週末の東京行きの時にちゃんと使ってます。もちろん、ただ単に東北本線を南下するなんてのはもう飽きるほどやっているので、2路線ほど乗り潰して来ました。今日はそのお話。
栃木・群馬の横糸、両毛線。
両県の主要な都市を結ぶ幹線なのだが、そのほとんどは単線。何と言っても走っている車両が国鉄の残り香プンプンな車両ばかりという昭和世代にはたまらないローカル線である。
今回乗った107系電車は一応JRになってから製造された車両だけど、その実態はほぼ8割方国鉄車両のリサイクル。甲高いモーター音が関東平野にこだまする。おまけに北関東は丁度桜満開。春ですねぇ、何とも眠気を誘う状況だ。
そんな両毛線ではほとんど寝ることなく高崎に到着。ここからは八高線で南下。高麗川から南が非電化だった時代を辛うじて知っているけれど、高麗川から北は未知のゾーン。ただ、110系気動車はあっという間にかっ飛ばしてしまって、景色らしい景色を楽しむ間もなく高麗川に着いてしまった感がある。ま、寄居でチラッとSLが走るのを見られたから良しとするか。これも昭和の香りですねぇ。
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