Benjamin's LOG

戯言を 綴り続けて 早10年
記録が増えて 減るのは記憶 あと髪の毛

第3202号:支線模様

 いわゆる「盲腸線」と呼ばれる路線を乗りつぶし目的で乗るとき、私が取る乗り方は大抵次の3つ。

  1. 終着駅まで(から)別の交通機関を使う。
  2. 終着駅から徒歩で乗って来た路線沿いに引き返して、折り返し列車に別の駅から乗りなおす。
  3. 終着駅からそのまま元来た路線で折り返す。

 番号は優先順位の高いほうから振ってある。つまり、余程の事が無い限り同じ道は通らないということ。バスなり他の鉄道なりが近くを通っていれば迷うことなく1番の方法を採る。ちなみに、過去に2番で乗り潰したのは左沢線とか廃止されたくりでんとか。前者は左沢から西寒河江まで、後者は細倉マインパーク前から鴬沢まで、人気もほとんど無い道をひたすら歩いたもんです。

 水戸周辺のJR線で唯一未乗だった水郡線太田支線は、1番の方法で大甕駅からバスに乗って常陸太田駅まで移動した。ちなみに、バスの路線は3年前までならば日立電鉄が走っていたルートである。おそらく昭和時代製造であろうバスに揺られること約30分。常陸太田駅は立派な駅舎に駅員までいるけれど、周辺にコンビニもなく、駅構内には行き止まりの線路にホームが1本だけという超ローカル駅であった。
 それでも、発車時刻が近づけば2両編成の気動車の座席が埋まるほどには乗客が集まってくる。本線分岐点の上菅谷まで9.5km、駅に停車する度にちらほらと乗客がいるから、生活路線としてそれなりに機能はしているらしい。

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