Benjamin's LOG

　ネタがないから日付から貰うか・・・

　719系は、私が在仙中に一番乗っているであろうJR東日本の車両。
　デビューは結構古くて平成元年。私が平成5年に初めて仙台に住み始めた時には仙山線で455系と勢力を二分していた筈。その後、暫く神奈川へ行っている間に455系が仙山線から撤退し、つい先日までは数本を除いてほとんどの列車が719系で運転されていた。
　この車両、車内で一番特徴的なのは通称「集団見合い形」の座席配置であろう。要は、4人掛けクロスシートの前後を2人掛けクロスシートで挟んだような格好になっているので、2人掛けに座れば一人旅でもあまり周りに気を遣わずに済むという有り難い構造なのである。701系と違って長距離乗るのも苦ではないし、E721系よりもシートが柔らかめなので座り心地もまずまず。
　来年で20年となるとそろそろ置き換えの心配をしなくてはならないのかも知れないが、東北地区はやっと国鉄型の淘汰を開始したくらいだから、いくらJR東日本が新しもの好きといっても暫くは安泰であろう。あと何度、719系に乗って熊ヶ根橋から谷底を見下ろすことになるのだろうか。