Benjamin's LOG

　車を不具合修理に出したら、代車で来たのがこれ。
　Rシリーズかステラ、ちょっと古めでプレオあたりかと踏んでいただけに予想外であった。しかも4ナンバー。税制優遇措置があった頃は軽自動車の中でもっとも多く走っていた、いわゆる「ボンバン」である。
　それにしても、こういった車に乗ると普段自分が乗っている車がいかに快適であるかが良くわかる。シートがバケットでないとかタイヤが細いとかエンジンパワーがないとかは当たり前として、辛うじてエアコンとパワステは付いているものの、間欠モードがないフロントワイパーにそもそも付いていないリヤワイパー。ドアミラーは手回しの窓を開けて手で動かさないと調整出来ないし、キーを鍵穴に差さなければロックが解除できず、しかも集中ドアロックでもない。カセットはおろかFMすら付いていない1スピーカーのAMラジオからは、3速ATで西道路を必死に走るとほとんど音が聞こえない。
　そうそう、スバルの軽と言えばECVTが売りなのだが、ヴィヴィオの歴史の中で唯一ECVTを使っていないタイプらしい。パワステ付きと言うことで97年のMCモデルのようであるが、当時の新車販売価格は61万円。まぁこんなものか。これでもさらに10年くらい前の同クラスの車に比べれば遙かに快適なのかも知れないけどねぇ。