Benjamin's LOG

　ごく普通の鉄道路線を超低床の路面電車が走る光景は何とも不思議。
　かつては旧型国電の車輌も走っていたJR富山港線が富山ライトレールとして生まれ変わったのは今年の4月。富山駅の北口から出発して途中までは自動車と路盤を共用する路面電車なのだが、昔踏切だったところからまるで漫画のように90度進行方向を変えると鉄道路線に早変わり。途中の東岩瀬駅にはJR時代の駅舎とホームが残されているのだが、ホームなんてまるで壁である。それほどまでに新型電車は床が低い。
　全線一律200円なのだが、平日の昼間と土休日は半額ということで100円で乗車可能。一時的な措置らしいけれど結構お客の入りは良いらしく、お盆期間とはいえ月曜日の午前中は始発から終点まで常に立ち客がいた。2割くらいは新聞と赤鉛筆を持って終点の1個手前で降りていくのであるが。