Benjamin's LOG

　かつて、ブルー・トレインと言えば子供達の羨望の的。青い車体を何台も連ねて東京から西へ向かう列車に誰もが一度は乗ってみたいと思っていたのではないだろうか。
　そのブルトレも時代の流れには逆らえず、来春で「さくら」と「あさかぜ」が引退だそうな。寂しいですねぇ。やはり移動手段の高速化とホテル代の低価格化に太刀打ちできるものでは無くなったと言うことでしょうな。
　「紀伊」「みずほ」「エルム」「あさかぜ」と、私が乗車したブルトレは軒並み廃止になってしまった。一方で、ブルーじゃない「カシオペア」や「サンライズ」は割と好評のようだし、かねてから廃止が噂されている東京発大阪行き急行「銀河」は未だ生き長らえている。前者は中高級ホテル並みの設備が売り、後者は新幹線＋ホテルよりも安い料金設定が受けているのだろうか。両極端なんですね。