第1960号:偏食
- 2004/10/31 日 00:00
- 美食探求
野菜高騰の折であるが、やはり野菜は積極的に摂らねばならぬもの。
と言うわけで自分で何かを作るときには必ず野菜を入れるように、と思っているものの、よく考えてみると目的の野菜とそれを使った料理というのがどうも1対1に対応してしまっているらしい。例えば、玉葱を食べようと思うと必ずハヤシライスになるし、ニラだと担担麺、もやしだと焼きそば、小松菜は油揚げと一緒に炒めて和食の付け合わせにするが、その時は決まって親子丼かネギトロ丼になる。
レパートリーが少ない、と言ってしまえばそれまでなんだけど、自分で作ったメニューというのはそれなりに愛着があって、常にその味を極めようとして同じ物を作っているという一面もあるのだ。例えば担担麺なんて自分で作ったことはなかったのだが、泰興楼の味を追い求めるあまり月に1度は必ず、ひどいときになると週に2度は作っているような気がする。
家庭の料理ってのは本来色々なメニューが出来る方が有り難いもので、一品を極めるのは家庭で料理する人間のやる事じゃないんでしょうね。まぁ他に食わす人もいないから私自身は構わんのだけど。
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