第1925号:呉越同舟
- 2004/09/26 日 00:00
- 美食探求
「呉越同舟」には、敵同士が同じ場に居合わせるという意味の他に、困難に当たって敵同士がお互いに協力し合うという意味もあるらしい。
敵かどうかはわからないが、今日の夕食は「呉越同舟そば」。海のネバネバ「めかぶ」と山のネバネバ「なめこ」が具である。ネバネバ同士、喧嘩するよりも健康的な方向で協力し合うと思ったのだが、出来上がった物は当然、ネバネバの2乗。両者とももともと味がほとんど無いだけに、存在感はネバネバだけで示したようである。
で、味で一番存在感を示したのは、薬味に使ったネギだった、と。
これで人工のネバネバ「納豆」が加わるといったいどんな味わいになるのだろうか、なんて想像してみたけれど、そうなるとほとんどそばはおまけ扱いですな。
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