Benjamin's LOG

　みやぎ生協にて開催された「北海道・東北駅弁まつり」で出品されていた弁当が表題の品。
　売れ残りで値段が下がったのを買ってきたのだが、３度値下げされてもなお６４０円という価格がどうやら敬遠されていた原因らしい。元値は１２６０円だから駅弁としては高級クラスに分類されるもので、駅だったら絶対６００円台なんかで買えないわけだから、と今晩は駅弁に決定。
　プラスチックながら捨ててしまうのは勿体ないような朱塗りの器の中には、煮玉子が詰め込まれたイカ、数の子、ニシンの甘露煮、味付け帆立、カニのほぐし身といくらが乗った酢飯、そして茎ワカメの佃煮。駅弁は大抵値段の割に物足りなさを感じるものだけど、これは量も十分あって満足できる内容であった。
　ちなみに、売っている駅は旭川らしい。なるほど、稚内や網走へ向かう車中で食そうと思ったらこれくらい量がないと持たんかも知れぬ。