Benjamin's LOG

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　撮り鉄のために出かける事はまず無いのだけど、やはりこれだけは別格。
　なんたって、物心が付いたときから慣れ親しんでますからねぇ。

　JR東日本最後の103系、10月21日をもって運用終了。
　多賀城駅付近の改良工事で予備車が不足するので、通常運用をほぼ205系に置き換えた後もかろうじて1編成だけ残っていたのだが、もう1編成205系を転属させて引退するのだとか。
　普段は朝の通勤時間帯に東塩釜以南でしか運用されず、余程のことがない限りは昼寝が仕事だったようだけど、最後と言うことでこの週末限定で石巻まで往復する運用が組まれて、ヘッドマークを掲げて走った。西日本ではまだ沢山走っているし、最近のリバイバルブームもあるのだから無理に引退させる必要も無かろうと思ったものの、実車を良く見れば、更新工事から約3年が経過する車体は塗装の継ぎ接ぎだらけ。いくら東塩釜以南とはいえ、海に近いところを走るとなると傷むのも速いらしい。足回りも錆が多数。限界だったのかもね。

　高校時代は三鷹から大久保まで中央緩行線を使っていたのだけど、その当時はまだ半分が習志野電車区の103系。良く乗りました。あの頃は京浜東北線ですらまだ103系全盛の時代で、他にも常磐線や青梅線、南武線等、特段意識せずとも乗れたものなんだが、考えてみればもう20年近く前の話。京浜東北線や青梅線なんて、103系の次の世代にあたる車両がもう置き換えられている事を考えれば、今まで生き続けてきた方が奇跡なんでしょう。お疲れ様でした。