Benjamin's LOG

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　コスモス畑から下ってくる途中、激しいにわか雨に遭遇。
　陸前落合を出てくる時も丁度駅に入ったところで大雨になった。どうやら仙山線で逃げた雨に追いつかれたらしい。

　一時を駅で過ごすと雨がそこそこ上がったので、本日のメインイベント、山寺までのトレッキングに取り掛かる事にする。
　もちろん、普通に舗装された市道ではなく、地図に記された川沿いのトレッキングコースへ。駅の北西側にある入り口から川へ下って行く。途中には滝あり、深みあり、釣り橋あり。トレッキングコースとは銘打っているものの、そのほとんどは川の淵にある人一人分の幅しかない石の道で、しかも所々で途切れている。道を間違えたのではないかと思うこと度々。
　それにしても道が狭いので、反対側から人が来たらどうやってすれ違おうか、などと考えていたのだが、結局最初から最後まで誰にも会うことなく終了。遭遇したのはイモリと蛙だけ。まあ雨上がりでそこそこ天気が良かったし、奇岩が並ぶ渓谷の風景はなかなか美しかったのだが、仮にここで足を滑らせて川の深みに嵌ったとしたら間違いなく紅葉川が三途の川に早変わりだろうと思えるほど、寂しいコースであった。
　コースの出口から山寺駅までは普通の舗装路を歩いたのだけど、実は距離はこちらの方が倍以上だった。車がたまに通るから、例え熊に追いかけられたとしても助けを求めることくらいは出来そうであるが。

　結論：面白山は色々な意味で「面白い」。
　冬場のスキーが割と有名だけど、もう少し秋が深まった頃が一番面白いかもね。